女性の脱毛の幾つかについて

  1. 分娩後脱毛症
    大抵は出産後6ヶ月~1年程度、授乳を終える頃にはほぼ自然回復しますが個人差が有ります。ホルモンバランスの崩れが原因で、髪の健康を保つにはエストロゲン(卵胞ホルモン)が大事な役割を果たします。エストロゲンによって成長期を維持してきた頭髪が、出産後いっきに休止期に入ってしまう為、脱毛症状が出ます。
  2. びまん性脱毛症
    全体の髪の毛が抜けて薄くなる。30代後半~中年以降の女性に多く見られる。成長する事を休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、抜け毛が増えて薄毛になる。髪の毛全体が徐々に薄く、髪が細くコシがなくなる。
    原因として
    • ①ストレスが最大の要因、精神不安
    • ②老化
    • ③ダイエットによる栄養失調状態
    • ④経口避妊薬
      服用中は女性ホルモンが活発に分泌され、休止期毛が減少し脱毛は減るが、服用を中止すると一時的に休止期毛が多くなり脱毛。
    • ⑤過度のヘアケア
      1日2回もシャンプー、シャンプーの洗い残し、ドライヤー、過度なプラッシング。
    • ⑥病気
      甲状腺ホルモン分泌機能低下、膠原病(自己免疫異常、環境)による栄養障害、Ⅱ期梅毒。
  3. 脂漏性脱毛症
    皮脂の過剰分泌による脱毛症。食生活の乱れ、肌に合わないシャンプー剤、すすぎ洗い不足で、皮脂が過剰に分泌され毛孔が皮脂に浸かってしまい、毛母細胞が大きなダメージを受け脱毛を誘発する。
  4. 粃糠(ひこう)性脱毛症
    頭皮の環境が悪くフケが多量に出る場合、このフケ皮脂が毛穴の出口を塞ぎ、血液中の栄養素が毛母細胞まで行き届かないために脱毛してしまう。
    <フケの原因>
    • ①シャンプー剤や整髪料が頭皮に合わない
    • ②整髪料の使い過ぎ
    • ③不規則な生活習慣やビタミン・ミネラル不足で角質異常
    • ④皮脂の過剰分泌
    • ⑤細胞活性の低下⇒プラデンタで育毛が期待できる
  5. 牽引脱毛症
    ポニーテールやアップヘアなど髪が引っ張られることが主な原因のため、頭皮に負担が架からない様に髪型を変える、頭皮マッサージ等で血行を促進。
  6. 円形脱毛症
    円形または楕円形の脱毛が突然発症。頭皮以外にも髭や眉毛も抜け、全身の毛が抜けることもある。
    • ①単発型円形脱毛症
      最も多い形で、子供~老人まで幅広く見られる。主に頭部に500円玉程度の脱毛が1~3か所程度、60%は自然治癒する。
    • ②多発型円形脱毛症
      何度も繰り返す場合を云う。

主な診療内容

プラセンタ療法

月経前緊張症

更年期障害

低容量ピル

緊急避妊用ピル(アフターピル)

性感染症

症状からの漢方処方

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